部長、課長という役職の外に、会社によっては、「部長代理」、「課長代理」という役職もあります。
この場合、課長代理があって、その上に課長職がいなければ、「○○課長」と呼びます。
課長代理とはいっても、実際上は課長と同じ職責にあると考えてよいからです。
ただし、上司として正式に「課長」がいるのであれば、「中村さん」、「鈴木さん」のように呼ぶようにします。
「課長補佐」という役職名の人の場合についても同様に考えればよいのです。
銀行とかスーパーなどでは、支店長の下に多くの「支店長補佐」、店長の下に「店長代理」という役職の人がいます。
このように「支店長補佐」、「店長代理」という役職が一般化しているところでは、「支店長補佐」、「店長代理」と呼んでいるようです。
「課長」と呼ぶか、「店長補佐」と呼ぶか、職場の実情によっていちがいには決められません。
お互いに気まずさの残らない呼称を研究することです。
大橋直久