2015年7月アーカイブ

クーリングオフ(大橋直久)

注意しなければならないのは、月賦で百科事典などの押売りです。

無理やりに買わされたときは、売買の取引を撤回する意思を手紙で表現すれば、契約は解除となり、既に支払った頭金も返却、商品は業者の費用で引き取らせるようになっています。

これをクーリングオフといいます。

契約などを結ぶとき代金の一部を前もって支払ったもので、前渡し金ともいいます。

ですから、手付金とはちがって違約罰金の性格はないため、契約が解除になれば、内金は原則として返して貰えるものです。

契約を結ぶときに、内金であるのか手付金であるのかをはっきりさせておかないと、その後の取扱いがだいぶ違ってくることになります。

大橋直久

境界線

われわれが生きていくには、数知れぬ多くの人に囲まれているだけに、いろいろとハプニングも起ります。

特に隣近所ともなると、日夜顔をつき合わせて生きているだけにハプニングも起り易いようです。

近隣に関して、中には、ひとりでガマンすれば済むこともあるでしょうが、生活の中のどんな些細なことにも、法律や規則はあるものです。

それを知らないために、ガマンするとか不利益を被むることのないようにしたいものです。

境界線というのは大変むずかしいもので、いろいろな争いの根元となっています。

先ず第一に、境界線というのは、地上に引いた一本の線というだけでなく、その線は地下にも空中にも及んでいるのです。

線ではなくて面と言った方がいいかも知れません。

大橋直久
案内係、接待係はぜひ必要。

身うちの中から身軽で、機転のきく人物を選びます。

参会者が大ぜいの場合は何名かを用意し、自宅で法事を行なうときは、その中の一人を僧侶専門の接待係とします。

会場が寺院のときは、寺院側のそうした人に、接待を頼みます。

役割は、受付と会場への案内、手荷物やコートなどの預かり、客や僧侶への茶菓の接待、僧衣の世話、会食の場所への案内と車の手配、引出物の渡し役と、雑用のすべてを小まめにつとめます。

自宅で法要を営なむ場合は、この外に仏壇係を必要とし、さらに自宅で会食をも行なうときは、台所係が必要になってきます。

仏壇係は、僧侶を仏前に案内して、読経の間は香や灯明を絶やさないようにおぎなったりする、僧侶の補佐役となる係です。

大橋直久

ブッシュマン哲学

業界の偉い人の意見だからといっても、大企業と中小、老舗と新興企業では事情がちがう。

自社の規模とか特殊性、立場のちがいを考えてみなければ、大失敗にもつながる。

仏像をして「後光がなければただの人」と言った人がいるが、たしかに、社長とか学者、専門家といった肩書をはずし、相手を裸にしてその意見を考えてみるのも一法なのだ。

思わずニヤリとさせられないだろうか。

じっさい、このブッシュマン哲学、経営者を集めた講演会などでなかなか好評なのである。

これを話すと、聴衆のみなさんはおおいに感心して、なかにはメモを取っていく人までいる。

言うまでもなくここに表われているのは、いままで私たち日本人が信奉してきた「労働こそ神聖なり」とする価値観とは正反対の、「人間、ムキになって働くことはないよ」という思想なのだが、これが近ごろ注目されているのだ。

おそらくこの名文句も十年まえだったら、だれも見むきもしなかったろう。

大橋直久

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