2017年6月アーカイブ

適当と思える候補者を選んだら、依頼者側の写真、履歴書、家族書を先方に持参します。

できれば両親だけでなく本人も在宅のときがいいでしょう。

先方には、依頼者側の客観的な事実(家族構成、家庭環境、学歴、性格など)をできるだけ詳しく説明しますが、私情をまじえた意見をさしはさむことはひかえます。

また"仲人口"といって、本人や家族のことを、実際以上にほめあげたり、都合の悪いことを隠したりする、無責任な態度は絶対につつしみます。

"仲人口"は何かとトラブルのもとになると心得ておくべきです。

仲人の仕事は、頼まれてすることとはいえ、人の人生における最も重大な問題を扱うわけですから、軽率な言動を自らに戒め、つねに責任の重さを自覚していることが必要です。

大橋直久

縁談候補者を選ぶときは双方のつり合いを考える縁談の依頼者側について納得がいったら、今度はその相手の検討を始めるわけですが、冷静かつ公平に見て、ふさわしい相手かどうか判断しなければなりません。

見合い結婚は、お互いに相手にさまざまな希望条件をもっていて、その条件をどの程度満たす相手かということが、重要なポイントになります。

仲人は依頼者側の条件ばかりでなく、相手方への配慮も忘れてはいけません。

客観的な立場で双方のつり合いを考えてみることがたいせつです。

家柄、経済状態、職業、年齢、教育、生活水準、趣味、性格、家庭環境など、多面的に検討して、バランスのとれた相手を選ぶようにします。

つり合いを無視した人選は、お互いに不愉快な思いをすることにもなりかねません。

本人、家族のことをよく知っておきましょう。

大橋直久

コサージュ

コサージュは、婦人服の胸飾りのことです。

西洋の習慣では、両家の母親は相談して、同じコサージュを胸につけて出席します。

花の種類に決まりはありませんが、洋ランを使うのが通例のようです。

列席した女性もコサージュをつけてよいのですが、新婦の色である白い花を避け、また新婦がお色直しにコサージュをつける場合には、新婦より控えめになるように、気をつけましょう。

新婚旅行に出掛ける時、新婦はコサージュをつけますが、これをゴーイングアウェイ・コサージュといいます。

ブーケと同じように、コサージュの注文は、遅くとも一週間前には済ませましよう。

大橋直久

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