自分の専門外のことを尋ねられることも(大橋直久)

ビジネスの場合、何を聞かれてもいいように、必要な知識やデータを整理してから相手と会うのは常識です。

しかし困るのは時として、自分の専門外のことも尋ねられてしまうこと。

しかも、その答えが、さっぱりわからないとなったらもうお手上げ状態に突入です。

次の例は、やはり、自分の仕事にかけては、しっかり勉強している人の話です。

その日も、取引先の会社を訪ねて、担当者と話をしていました。

ちょうどそこに、別の部の課長がやってきて、聞かれたのです。

「ああ、○○社さんですか。おたくの商品開発部のA部長とは、入社以来おつきあいさせていただいてます。

先日も電話したら、ニューヨークにおでかけということですが、おかわりなく元気にやっていますかね、それでいつ頃お戻りかわかりますか?」

しかし、彼はA部長とは部署が違うので、答えの見当もつきません。

素直に「わかりません」と答えると、相手は質問を変えてきました。

「ところで、今回の新製品もA部長の発案なのですか?」

その質問にも答えられず、会話らしい会話にならないまま終わったそうです。

大橋直久

このブログ記事について

このページは、-が2015年9月12日 11:46に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「雑談で気をつけたいこと」です。

次のブログ記事は「気をつけたいオフィスでの呼称」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。