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ラベンダーの育て方 その1

数多いハーブの中で最も名前を知られているのがラベンダーでしょう。

スーッと伸びた花茎の先についた紫色の花が風に揺れるさまはいかにも涼しげで、鉢花としても人気があります。

ラベンダーは開花期と性質から、夏咲きで暑さに弱く寒さに強い種類と、早春から開花し暑さに強く寒さに弱い種類に分けられます。
このブログでは、多く扱われている夏咲き種を中心にその栽培法を述べます。

地中海原産の植物で、直射日光の強い日射しを好みます。

寒さには強いので一年を通して戸外の日当たりで栽培しますが、高温多湿を嫌うため、夏期はできるだけ朝日が射し込み、日中の高温時は日陰になる風通しのよい場所に置きます。

春咲きの種類は寒さに弱いので、11?4月中旬までは室内の日当たりのよい窓辺で管理する必要がありますが、それ以外の期間は戸外の日当たりで充分生育します。

乾燥を好み多湿に弱いため、水は鉢土が乾いてから与えます。

特に、夏は葉に水をかけると株が蒸れるので注意し、梅雨入り前に収穫を兼ねて下枝を整理します。

大橋直久

ドイツトウヒ

日本中どこでも使える常緑高木、樹型は円すい型で端正だが、老木になると形がくずれる。

浅根性で風に弱いのが欠点であるが、洋ふう庭園で直幹仕立てにすれば、芝ふの中に独立植えにしたり、植え込みに数本使うとしゃれた感じになる。

繭芽力はあり、若いうちは生垣にも使えるが短命である。

枝は車枝で水平に出て、毎年規則正しく3本ずつに分かれていくので整型になる。

ほうっておくと枝がこんできてふところ枝が枯れていくので、冬のうちに枝すかしをし、みつを抜いてやると樹型を端正に小さく保つことができる。

クリスマスツリーによく使うので、針植えのものを庭に下ろし、翌年のクリスマスにはまた鉢に上げてへやに入れることをくりかえしていくこともできる。

これはみつを抜いて樹型を大きくしないように剪定することができるからである。

大橋直久

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