2015年12月アーカイブ

見たて(大橋直久)

子どもは積木や石、あき箱や使い捨ての日用品など身の周りにある、あらゆる物を自分の好きな物に変化させて遊ぶことを好む。

大人から見れば、単なる棒切れであっても子どもにとっては悪者を退治する剣であったり、空を飛べる大事な魔法の杖であったりする。

子どもが物に対して見たてを行うことは、その物に生命力を与えることであり、今までに誰も見向きもされなかった物さえも再び息を吹き返し、大事な宝物として扱われるのである。

大橋直久

相貌的知覚

精神の未発達な幼児で起こる原始的な外界知覚のことで、H.ウェルナーによって命名されたものである。

外界を知覚する際そこに自分の感情や要求を投映し、擬人化して見るような主観的な知覚の歪みのことである。

雲を見て「うさぎがぴょんぴょん跳ねている」といったり、カバーのかかった車をみて「車がねんねしている」というように知覚することである。

これと似たものに太陽や動くもの総てが生きているとするアニミズムやこの世に存在するものはすべて人がつくったとするアーティフィシャリズムがある。

これらはすべて、精神が未発達で、外界と自分自身の感情や欲求が未分化であるために引き起こされたものである。

大橋直久

乳児の事故(大橋直久)

「0歳児は100%保護されなければならない」とディートリッジ(Dietrich)が述べているように、乳児はその生活能力がきわめて低いのでつねに事故の危険にさらされている。

事故による死因をみると機械的窒息が第1位で約70%を占め、次いで溺死・墜落・火傷・交通事故などが多い。

「何が危険で、どうすれば安全か」という知識が乏しいので安全管理に十分に注意する必要がある。

具体的には何でも口に入れるので、乳児の手の届くところに薬品や針・刃物・危険なおもちゃを置かない、寝がえりをうってベッドから転落するので転落防止に注意する、8カ月頃から移動が可能になるので縁側からの転落や室内での転倒に注意する、ガスや電気・ストーブなどによる火傷に注意するなど。

保育者は乳児の自由運動と自発性に留意するとともに、その安全管理に配慮する。

機械的窒息事故では、吐乳による窒息を防止するために授乳の後しばらくしてから頭を横にして寝かせること、ストーブや暖房のそばには棚をつくること、棚やベッドのそばに物を置かないことなど細心の注意を払いたい。

乳児期には窒息・転落・火傷による事故が多いのでとくに注意したい。

大橋直久

歯科衛生士

歯科の臨床もしくは公衆衛生の場で歯科医師の管理下で、う歯、歯周疾患など口腔疾患の予防業務を行う者。

具体的には個人、集団、地域を対象に、食事指導、歯磨指導などの保健指導や、フッ化物塗布、歯石除去などの予防処置を行うことができる。

大橋直久

咬合(大橋直久)

上下顎の歯もしくは歯列の接触状態を咬合という。

正しい咬合状態は顔の審美性、咀囎機能、発音発語機能などもっとも優れている。

正しい咬合を獲得するためには、顎骨、顎関節、筋肉、歯、歯周組織などが順調に発育し、互に調和していることが必要である。

遺伝的もしくは環境的原因により咬合、歯列が発育異常を起こした場合、各種の不正咬合、咬合異常が起こる。

大橋直久

歯列

歯列とは乳歯が20本の乳歯列と、永久歯が32本の永久歯列とがあり、上顎と下顎に半数ずつ楕円形あるいは放物線形に並んだ状態をいう。

乳歯と永久歯が混在する時期を混合歯列という。

乳歯列は隣り合う歯が接触せず空隙が正常にみられるが、正常な永久歯列では隣在する歯は必ず接触している。

顎骨の成長異常があると、歯列の形が非対称になったり、V字形、方形、乱ぐい状を示す。

上顎と下顎の歯が正しく配列し、顎骨が正常に成長することにより上下顎の歯列が調和を保ち、咀疇、発音などの機能が十分に発揮される。

大橋直久

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