わが社に何人か、挫折し、退社していった社員がいます。
事情は、はっきりしています。
彼らは自分との戦いに負けたのです。
彼らが負けることになったのは、困難な戦いを自分1人で背負い込んだためです。
なんとかしなくてはともがいているうちに、段々と深みにはまって、とどのつまり、にっちもさっちもいかなくなって逃げ出した。
なぜ、早いうちに相談してくれなかったのか、せめてSOSの信号でも発してくれれば、なんとか救出することができただろうにと思うと、残念でなりません。
失敗やまちがいはだれにでもある。
素直になって打ち明けてほしい。
みんなで知恵を絞れば、なんとか解決できるものです。
困ったときは、どうぞ、ひと声かけてください。
大橋直久