がちょうを特別な方法で育てて、人工的に肝臓を肥大させたもの。それがフォアグラです。
フォアグラのテリーヌといえば、フランス料理ではオードブルの定番です。
このフォアグラとトリュフは相性抜群。
肌色のねっとりしたフォアグラのまんなかに、まっ黒のトリュフが入るコントラストはいっそう食欲をそそります。
フォアグラを食べるときは、ナイフは必要ありません。
クロスの上に置いたままにして、初めからフォークだけを使ってください。
ブリオッシュやトーストなどがつけ合わせに出されるので、パンを手でちぎり、パンを食べたらフォアグラ、というふうに順番に食べていきます。
大橋直久