冬の剪定

木はあまり茂りすぎたり、たけが高くなりすぎたりしているのはかっこうがよくないので、庭の広さやながめる場所にもよるがだいたい1m内外にとどめるように剪定したい。

原則として、11月以後に葉の落ちたところでふっくらとした花芽のついた枝を見定めて残し、枯れ枝、こみすぎた枝、弱枝、古枝を元から切り捨ててさっぱりとしてやる。

花は翌年の春に伸びた枝の先に咲くので、冬に残した枝よりだいぶたけが高くなって開花することを考慮に入れ、高いものは花芽のある位置まで切りもどす。

花は終わっても散らずに、いつまでも枝に残っている。

こみすぎているときは、開花枝を元から切って風通しをよくすると、今年伸びた枝の生育がよくなる。

冬の観賞用に花がらを残すときは別だが、そのほかの場合は開花枝を剪定しておく。

大橋直久

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このページは、-が2016年5月29日 11:26に書いたブログ記事です。

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