セントポーリアは繊細な世話を好みます。
環境条件を整えることがコツです。
セントポーリアは環境条件さえうまくいけば1年中咲きつづける宿根草です。
見た目よりは丈夫ですが、花を咲かせるためには繊細な注意が必要です。
東アフリカ産で、生育温度は5?30度Cですが、開花させるためには、15?25度Cが標準です。
冬10度C以下、夏30度C以上になっては花はむりです。
空中湿度を80%ぐらいに保つことが大切です。
温室、フレーム、ワーディアンケースなどの内に入れて、空気の乾燥を防ぎます。
直射日光をきらいます。
直射日光に当てると葉に褐色の斑点模様ができ生育が悪くなります。
日中白いカーテンごしの明るさが生育に最適です。
このように温度、湿度、日照の3点が上手に花を咲かせるポイントです。
夏の暑さ、冬の寒さをいかに克服するか、あなたの腕のみせどころです。
植える用土は排水のよい腐植質の多い膨軟なものが適し、バーミキュライトとピーモスを混合し、それに消石灰か苦土石灰を少量混ぜて中和するのがコツです。
用土の乾燥を嫌うが、過湿も嫌うので灌水にはよく注意し、肥料は一般の鉢ものよりも3?5倍にうすめて施すようにします。
大橋直久