商圏と店舗の実例

大和市と近接し、都市型大百貨店、都心型ディスカウント・ストア、バラエティー・ショップなど、都心のターミナルなみの商業集積をもつ町田市についての例をあげてみよう。

小田急沿線の大規模な商業集積地としては、まず、起点の新宿、中間点の町田、小田急小田原線の終点でもある歴史のある街、小田原、江の島線の中継点である藤沢、最後にまだ規模は小さいが、伸長著しい本厚木駅周辺があげられる。

人口30万人の都市である町田市の買回り商圏は、その3倍はあるともいわれている。

町田市自体はもちろん、川崎市、横浜市、大和、座間、海老名、厚木など周辺都市及び相模原市から顧客を吸引するからである。

恵まれた交通の便、順調に増加しつづける後背地人口という側面に加えて、古くから発達して来た商業施設の存在が大きいといえる。

大橋直久

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このページは、-が2016年5月 8日 15:23に書いたブログ記事です。

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