返信用の葉書のルールを知る

新入社員の大下さんは、パーティーの返事を出席で送付しておくように係長に指示されました。

返信用の葉書の宛名が「中村産業行」とすでに印刷されていたので、そのまま送ろうとしました。

ところが、先輩から会社名の後についている「行」は「御中」に直して出すものと注意され、初めて宛名書きにもルールがあることを知らされたということです。

返信葉書(封書)を送付するときは、最低限のルールを知っていないと、会社として、また個人としても恥をかくことになりかねません。

返信葉書(封書)の宛名を書くときのポイントは、次のとおりです。

(1)宛名の最後に付いている「行」を斜線二行で消す。

宛名が会社名・団体名・部署名の場合は「御中」、個人名の場合は「様」に書き改めます。

(2)御出席、御欠席の「御」や、御住所の「御」、ご芳名の「御芳」、貴社名の「貴」を、定規を用い斜線などを引いて、きれいに消す。

(3)返信期限が先であっても、できるだけ早めに送付する。

大橋直久

このブログ記事について

このページは、-が2016年4月12日 16:22に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「ワープロ文書には落とし穴があるので注意する(大橋直久)」です。

次のブログ記事は「宛名書きの基本を知らない人(大橋直久)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。