季節を表現する重要な役目

吸物は季節を表現する重要な役目をする一品で、吸物と刺身は日本料理のメインディッシュといえます。

刺身は差味または造りなどと書きますが、意味はまったく同じです。

魚介を美しく盛り合わせた物で、関西では白身魚が、関東では赤身のまぐろなどが喜ばれます。

刺身は二種盛り五切れが基本でしたが、今ではその種類が増えています。

焼物は焼魚が一般的です。

現在では尾頭付きでだされることは少なく、切身がほとんどです。

つけ合わせは魚の生臭みを取り口の中をさっぱりさせる物で、魚を食べ終わってから最後に食べると良いでしょう。

揚物は季節の野菜やすり身によるから揚げが主体となります。

基本的には天ぷらは入りません。

しかし現代の会席料理では、たい、きす、はも、えび、おこぜ、かれいなどの天ぷらが揚物を代表するまでに定着しつつあります。

大橋直久

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このページは、-が2016年2月25日 12:42に書いたブログ記事です。

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