進学競争の激しい現在では、希望どおりの大学に入学できたのかどうか、まず確かめる必要があります。
希望の大学ではないのに、周囲がはしゃいでは、かえってひんしゅくをかってしまいます。
大学に入学するころになると、たいていのものはもっています。
お祝いは本人の希望を聞くのが一番です。
実家を離れて下宿生活を始めるのならば、炊飯器やオーブントースターといった自炊用具も喜ばれます。
適当な品物が選べないときには、図書券などがよいでしょう。
お祝いを贈るときには、「祝御入学」ののしをつけますが、入学先が第一志望でない場合は、ふつうのリボンなどですませた方が、気配りがいきとどいているといえます。
レストランで食事をごちそうするのも、ひとつのアイデアです。
社会勉強のつもりで高級なお店に連れて行ってあげてはいかがですか。
心に残る気のきいたプレゼントで、きっと喜ばれるでしょう。
大橋直久