紋切り型の印刷の文章で、宛名もだれか他人に書かせたらしい賀状は、いただいてもうれしくありません。
年賀状を印刷した場合は、せめて自分の姓名だけは自筆で書きたいものです。
また、余白にひとこと書き添えてある賀状もうれしいものです。
わざわざ書く以上は、みんなに同じ文では意味がありません。
「奥さまはもうそろそろおめでたではございませんか」「ご主人さまのご栄進重ねておめでとうございます」「おばあちゃまもお達者ですか」など、相手の家庭の事情に即したことばを添えましょう。
なお、年賀状の受付は12月15日から。
元旦の朝に届くように早めに出したいものです。
大橋直久