贈り物をするとき

◆贈り物をするときは、「つまらないものですが」と言わない

知り合いの外国人の奥さんが私の誕生日を覚えていて、「あなたにきっと似合うと思って」
と、ブレスレットをくださいました。

この素直な贈呈のことばが、たいへんこころよく私の心にしみ入りました。

贈り物をするときは、「つまらないものですが」「どうせお口に合いますまいが」「まことに粗末なもので失礼ではございますが」という謙遜のことばを添えるのが礼儀と思われています。

しかし、これは相手を驚かす意味で使うならよいのですが、ただ形式的に使うのはおかしなことです。

同じように、表書きにも「粗品」と書くのはやめたいと思います。

「御礼」「贈呈」「松の葉」「寸志」などが適当でしょう。

大橋直久

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このページは、-が2016年9月14日 15:07に書いたブログ記事です。

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