長期間花を咲かせるので追肥が必要です。
開花中、1000倍の液肥を7?10日に1回、または緩効性肥料を月1回与えますが、花つきよくするためにリン酸分の多いものを使います。
枝を伸ばしながらその先に次々と花を咲かせますが、そのままでは枝数が固定され花数が増えませんし、1?2か月もすると姿が崩れてきます。
そこで、伸びた枝は花の終えた部分を摘み取り、姿を整えるとともに腋芽を出させます。
この芽の開花までの期間は短く、葉が4?7枚つけば花が咲き始めます。
オーストラリア原産で耐寒性はあまりないので、冬期は室内に取り込み、日当たりのよい場所で5℃以上で越冬させます。
なお、取り込み前には地際10?15?まで刈り込みます。
翌春4月ごろ、赤玉土5・腐葉土3・ピートモスー・鹿沼土1の混合土など、排水のよいやや強めの酸性土で植え替えますが、挿し木が容易にできるので、こちらで株を更新させてもよいでしょう。
春先に伸び出した枝先を7?10?に切って挿し、発根したら鉢上げして摘芯を繰り返し姿を整えます。
大橋直久