パンがサービスされたら、自分で取って、左側のパン皿にのせます。
パン皿が用意されていないときは、同じ位置のテーブルクロスの上にじかに置きます。
いずれにせよ、パンの位置は左側です。
もし、初めからパンがセットされているときは、右のパンを取らないように注意してください。
隣の人と席が近づいていると、間違えやすいものです。
パンは必ず一口分ずつ、手でちぎってから食べます。
決してかじりついたりしないこと。
パンをちぎったら、バターナイフを右手に持って、バターを塗ります。
ただ、フランス料理には、もともと料理にバターがたくさん入っているので、バターが出てこないことも。
ソースをパンにつけて食べるのは、悪いことではありませんが、正式な席ではさけたほうがいいでしよう。
パンは手で一口分ずつちぎってから食べます。
バターも一度に塗らないで、パンに、そのつど塗ります。
大橋直久