純白が基本(大橋直久)

死装束は必らず左前に合せて、白足袋は左右を逆にはかせ、コハゼは外したままにします。

が故人と最後の対面をしたあと、供花などを棺の中に入れてから、くぎ打ちをします。

棺に蓋をし、遺体の頭にあたる部分に、遺族や近親者が小石を手に持ってくぎを頭陀袋に小銭を入れて、三途の川の渡し賃として手に持たせる、という風習も、今ではすたれ、あまり行なわれません。

額に三角の白布をあてて、白糸で結ぶならわしもありますが、これも今では省略されることが多いようです。

神式では納棺用の神衣というのがあり、これを用います。

これも上から下まで白一色です。

死装束は純白、というのが基本になっています。

打ちつけるのです。

大橋直久

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このページは、-が2015年6月26日 16:11に書いたブログ記事です。

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