媒酌人の挨拶(大橋直久)

「ご紹介にあずかりました近藤でございます。

媒酌人といたしまして一言ご挨拶を申し上げます。

かねてご婚約中でありました田辺○男君と森田○子さんは、本日午後二時、当ホテルの式場におきまして、神前にて厳かにご婚礼の儀式を挙げられました。

つつしんで皆様にご報告申し上げますと共に、心よりお喜び申し上げます。

私、媒酌人と申しましてもほんの名ばかりでして、たまたま○男君の勤務しております○○株式会社におきまして、○男君の直接の上司であるということで、本日の媒酌の栄をになわせていただいた次第です。

○男君と○子さんは、まさに現代青年、現代女性の名にふさわしく、そもなれそめから本日のこ婚札まで、ご両親の寛大なご理解のもと、すべて二人で計画、実行され、この晴れの舞台を迎えました。

現代の若者たちの独立独歩のあっぱれな精神を体現した二人を、ご両家共さぞかし

たのもしく思っていらっしゃることと拝察いたします。」

大橋直久

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このページは、-が2015年6月15日 10:21に書いたブログ記事です。

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