花束贈呈のとき

「さて、披露宴もたけなわとなってまいりましたが、ここで新郎新婦のご両親に、新郎新婦から、感謝をこめて花束を贈呈いたしたいと思います。

きょうのこの晴れの舞台を迎えるまで、限りない愛情と激励と、ゆたかな包容力で若い二人を見守ってこられたご両親は、未知の明日へと巣立ち、はばたいていく二人に、未来永劫に幸あれと祈っていらっしゃるにちがいありません。

その胸のうちは万感の思いにあふれ、余人には、はかり知れない感慨の深さにちがいありません。

新郎新婦はそうしたご両親に対し、心からの愛情と感謝をこめて、花束をお贈りいたします。

新郎のお母様には新婦が、新婦のお母様には新郎が、それぞれ贈呈いたします。

ご列席の皆様、この花束の贈呈は、ご両親への心からの感謝を表明するとともに、二人が今後、力を合わせて、未来の道程をしっかり歩いていく決意を誓うものであります。

どうぞ、盛大な拍手で見守ってくださるようお願いいたします」


大橋直久

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このページは、-が2015年6月10日 10:21に書いたブログ記事です。

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