2016年10月アーカイブ

「一筆参らせます」「つつしんで申し上げます」「前略ごめんください」と、女性の場合はやわらかい書きだしではじめ、拝啓、謹啓といった冒頭語は使いません。

そして結びことばは、かしこです。

これはおそれかしこみ、つつしんで申し上げますという意味の恐慢謹言と同じ意味で、かしくとなまってもよいです。

さらに丁重なあなかしこ、あらあらかしこもありますが、まず使うことはありません。

なお、前文省略のときの冒頭語には、前略、略啓、十啓、冠省、略呈があり、急用のときは、急白、急呈、火急を使います。

この場合の結びことばは、取り急ぎますという意味の、草々、忽々、早々か、十分に意がつくせませんがという意味の不一、不備を使います。

大橋直久

選挙の投票を頼まれたら、私は浮動票と言って受けておきましょう。

いつもお世話になっている方、親しい人、義理のある方などから、だれそれに投票してくれるように頼まれるのが選挙のときです。

おつきあい上、Aさんのときは「はい。引き受けました。」Bさんのときも「はい。引き受けました。」では、自分ながら節操がなさすぎて信用問題にもなりかねません。

投票を依頼されて困ったときは「私は浮動票ですから、うかがっておきます。」とやんわり受けておくのが無難でしょう。

もちろん依頼者にその後会った場合は、入れておきましたと挨拶しておきます。

でも、ほんとうに浮動票になったつもりで、棄権などしないようにしてください。

大橋直久

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