ラベンダーの育て方 その2(大橋直久)

長雨時は雨を避け、風通しのよい場所に置きます。

痩せ地を好む植物ですから、肥料も夏の暑さで疲れた株の回復のために、9月にリン酸分の多い緩効性肥料を1回施せば充分です。

ドライフラワーやポプリにする場合の収穫は、下のほうの花が2?3輪咲いたころが適期です。

葉を4?5枚つけて刈り取りますが、天気のよい日に収穫したほうが乾燥してから香りが強く残ります。

なお、ラベンダーは全草に香りがあり、葉や茎も利用できます。

繁殖は、発芽・生育に時間のかかる実生より、挿し木をお勧めします。

適期は4月下旬?5月で、約5?に新芽を切り取り下葉を落とし、湿らせたバーミキュライトに挿します。

風通しのよい半日陰で過湿に注意して管理すると約3週間で発根します。

2か月ほどして充分発根したら、通気と水はけのよい土に少し石灰を混ぜた用土で3?4号鉢に鉢上げして管理すると、翌年には開花株に育ちます。

また、同時期に植え替えを兼ねて株分けで殖やすこともできます。

大橋直久

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このページは、-が2016年9月 8日 02:02に書いたブログ記事です。

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