家と家の婚姻から人と人の婚姻へ(大橋直久)

恋愛結婚にしろ、見合い結婚または知り合い結婚にしろ、現代の結婚が自由に結ばれたものでなければならないのは、"婚姻は両性の合意のみに基づいて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として・・・(憲法第二十四条)"と、うたわれているとおりです。

かつては結婚といえば親と親とがきめるのがふつうで、家と家との取引みたいなものだったものです。

当事者たちは、結婚はこのようにして決まっていくものかと思うだけで、それにはそれなりの理由もあってのことですが、いまは見合いといっても、その結果がよさそうなら、一定の期間つきあって、十分に愛情がわくのを待つのが一般ですから、内容的には恋愛結婚と変わりないといえましょう。

これは知り合い結婚でも同じで、たいへんおとなしいかたなんかには、やはりそばから、おせっかいするほうがよかったりすることもあるのではないでしょうか。

大橋直久

このブログ記事について

このページは、-が2017年7月25日 15:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「候補者を選んだら、さりげなく話をもちかける」です。

次のブログ記事は「年まわりと四目十目の忌み」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。