贈り物を託送させる場合(大橋直久)

◆贈り物を託送させる場合には、同じころに届くように挨拶状を出す

本来贈り物をするということは、品物そのものが目的ではなく、贈るという善意が主なのです。

ですから当然、贈り主自身が持参して、挨拶を述べるのが礼儀です。

けれども遠隔の地にある人や、お互いに忙しい時代には、デパートや商店などから贈り物を配達させることもやむをえません。

ただし、これはあくまでも略式ですから、目上に対しては礼を失しないように、とくに心づかいが必要です。

託送させる場合も、表書きだけは自筆で書きたいものです。

また託送の場合は、ていねいな挨拶状を出します。

挨拶状だけがあまり早く届いてしまうのもおかしいものですから、贈り物が届く時期をみはからって出します。

大橋直久

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このページは、-が2016年9月12日 15:05に書いたブログ記事です。

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